2016年7月2日(土)神戸芸術センターにて、理事の岡田武史氏による講演会「人生の中の喪失と悲嘆」を行いました。この講演会は兵庫・生と死を考える会と共催し、会場には600名を超える方にお越しいただきました。
第一部では、『スポーツ選手の喪失と悲嘆』をテーマに、理事の岡田武史氏と髙木慶子氏の対談を行いました。岡田氏からは、「スポーツ選手は必ず引退するときがくる―栄光から脱落したときにどうやって這い上がるのか、心の準備をしておかないといけない」と自身の考えをお話されました。また、髙木氏は、「悲嘆という経験があるからこそ、自分の状況を把握できる。落ち込んだときにこそ、エネルギーがあり、また謙虚に立ち上がれる」と悲嘆との向き合いについてお話がありました。
第二部では、『ジュニア育成指導者に求められること』として、岡田氏がオーナーを務めるサッカーの地域リーグクラブ FC今治での取り組み「OKADAメソッド」の一部を紹介されました。サッカーの指導の場だけでなく、子どもに対して接するときに大切にしていることとして、子どもや選手に「気付き」を与えることを重要視しているとお話がありました。
当日は多くの皆様に会場にお越しいただきました。
ご清聴ありがとうございました。