2019年11月7日(木)モンテディオ山形、20日(水)アスルクラロ沼津にて、JPFA主催の勉強会が開催されました。
この勉強会は、Jリーグの現役選手を対象とし、2014年から定期的に開催されており、弊社も運営や司会進行として携わらせて頂いております。
これまで選手にとって身近な「Jリーグのクラブ」を知ることから始まり、続いて「Jリーグ」「世の中(ビジネス)」と少しずつ視野を広げて実施してきました。
今回のテーマは「世の中を知ることで、自分の可能性を広げる」です。
元Jリーグ選手で、現在、会社員や経営者として働かれている方を講師に迎え、現役から引退、そして現在に至るまでに転機となったポイントやマインドについてお話し頂きました。
モンテディオ山形
講師:中村英之 氏、廣瀬智靖 氏
アスルクラロ沼津
講師:川鍋良祐 氏、石川直宏 氏
【選手の感想】
・選手としての成功は「試合に出て結果を残す」「サポーターに認められる」「お金を稼ぐ」こととかを思っていたけれど、引退したOBの話を聞いて「自分がどれだけサッカーをやり切れたか」が大事なのだと思った。
・全く違う職業ではあるけれど、サッカー選手の経験が色んな場面で活かされていることを知れたのは良かった。どんな仕事も人と人だし、相手に対して、仲間に対して、すべての人に対しての接し方、言葉遣いなど含めて改めて自分も気をつけようと思った。
・ 自己分析の重要性。現状把握→思考→行動は間違いなく大切で、それが出来る、出来ないでは全く違うなと感じました。そこを強みに出来るのはアスリートだと思うので、人と人とのつながりは生きていく上で最も大事な事だと改めて実感しました。その中で仕事も何をしたいかも重要だと思うが、誰とやるかも非常に重要な事だと改めて感じました。
・どんな時も自分に矢印を向けられるか。人生の中でよい時もあれば悪いこともある中で、特に悪い時に周りのせいや人のせいにせず、自分にベクトルを向けられるか。そして現状を受け入れること。そして、今の働きながらプレーをしている価値。応援してくれている人とじかに触れることでその人たちの為や、地域の人たちのためにプレーしていることを再確認できた。
若手からベテランまで幅広い年齢層の選手が参加し、OB講師との交流を通して様々な気付きが得られたようでした。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。益々のご活躍を心より期待しております。